【simatch.fmf】 マッチエンジンMOD、Match Engine Managerの導入方法 #FM24

X(旧Twitter)を眺めていたらこんなポストが流れてきた。

詳しい流れは知らないのだが、FM25の発売延期を受け
海外のユーザーがマッチエンジンの改良を始めたらしい。

まだ公開されているものは少なく、普段のMODと導入方法もちょっと違うため
日本語での情報があった方が良いと思い、当ブログでも取り上げることにした。

マッチエンジンMODの導入方法

先ほども述べたのだが、今回のMODは導入方法がいつものMODとは違うため

初心者は躓きやすいと思う。

今回のMODはゲーム本体にあるマッチエンジンを置き換える必要があるため、

導入したMODが合わなかった場合など、元に戻せるようにしていた方が良い。

バックアップの方法はバックアップ用に作ったフォルダに移動させるだけなので難しくないだろう。
なお、バックアップを忘れた人用にFM SCOUTにもアップロードされているが、
基本的には自前で用意することをお勧めする。

3.デフォルトのマッチエンジンを置き換える
入れる場所はいつものエディターデータではなく、ゲーム本体の方
SteamLibrary\steamapps\common\Football Manager 2024\data にある simatch.fmf を入れ替える(ファイル名が違う場合は同名にリネームして上書き)

4.ゲームを起動する
今回のMODはデータベースに関係するMODではないため、グラフィック関係のMODと同じように、進行中のセーブデータにも反映されるのでご安心を。

以上でマッチエンジンMODの導入方法は終わりなのだが、
ちょっと管理が大変だなぁと思う人はこんなツールを使ってみるのはどうだろうか？

Match Engine Manager

FM TweakからDLできるマッチエンジン管理ツール
現状では日本語には対応していないが、機能が単純なため英語のままでも違和感なく使える。

導入方法

1.ファイルの入手

まずはFM Tweakからzipファイルをダウンロードしてこよう。

この辺りはもう説明不要だろう。

3.アプリの起動

解凍後のフォルダにあるSetup.exeを開く。

この際にWindowsの警告が出るがフリーソフトの導入に慣れている人であれば問題なく対応できるだろう。

もし、インターネットからダウンロードしてきたexeファイルを起動することに抵抗がある人は辞めておいた方がいいだろう。

アプリを起動すると、次の4つのフォルダセクションが表示される。

① FM24 データフォルダ

通常、Steam、Game Pass、Epic Games Store のいずれかのインストールフォルダ内にある。

パスの例:

Football Manager 2024 / Data

Football Manager 2024 / Content / Data

② FM24 バックアップフォルダ

オリジナルの simatch.fmf（マッチエンジン） を保存するためのフォルダだ。好きな場所を指定できる。

③ マッチエンジンフォルダ

カスタムマッチエンジンを保存するためのフォルダだ。自由に設定可能で、すでにカスタムマッチエンジンを保存しているフォルダがある場合は、それをそのまま使える。

4.実際に使ってみる

まずゲームを起動中の場合は一度ゲームを終了する。
その後、Match Engine ManagerのCustom Match Engine Filesの項目から使いたいファイルを選んでダブルクリック。

緑の丸で囲まれた部分からエンジンを選んでダブルクリック。
下のオレンジのボタンからデフォルトのマッチエンジンに戻すことも可能。
現在使用中のエンジンはCurrent Engineのところに表示されている。

あとは通常通りゲームを起動すればMODを適用した状態でプレイできる。

機能が単純なため、必要がないようにも見えるかもしれないが、
よく思い出してほしい。今回のMODはデフォルトのマッチエンジンファイルを置き換える。
つまり、使用中のファイルはsimatch.fmfという名前にしなければいけないため、
今どのマッチエンジンを使ってるっけ？となったり、
うっかりデフォルトのマッチエンジンを上書きしたり、
ダウンロード後初回の使用時や、別のマッチエンジンへの切り替えの際は自分で名前を変更しなければいけないなど、非常に手間がかかる。

私は今後もマッチエンジンMODが改良され、どんどん新しい物が公開されると予想しているため、
自力で頑張る方式ではいつか管理しきれなくなると考えている。

MODの導入自体が自己責任であるのに加え、Windowsからの警告が出るといった
初心者にはおすすめしにくい導入方法ではあるが、
新時代への備えとして、導入してみるのも良いと思う。