スキンをカスタムして遊ぶ #FM24
ここにたどり着いている人はほとんどがご存じだと思われるが、
Football Managerというゲームは有志が作成したスキンを利用して、
ゲーム画面をオシャレにしたり、デフォルトでは見ることができない数値を可視化したりできる。
スキンは海外の方が作成していることが多いというか、
日本の方でスキンを作成している人はyukari_sanでお馴染みのりっつさん、
あとは、この動画で紹介されている、Strong Soldierというスキンを作られているLil Scum /人間の屑さんしか知らない。(他にも作成されている方が居たら教えてください)
なので、デザインの好みや機能面で、この2つのスキン以外の物を探したい人は必然的に海外の方が作成したスキンを使う必要がある。
私はTrungというスキンを使用しているのだが、Trungのデフォルトのフォントで表示される日本語が画像のように少し読みにくかったため、自分好みにカスタムして使用している。
アップで見るとそこまででもないが、実際のゲーム画面だと結構読みづらい。
ということでRounded Mgen+2cpのmediumにフォントを変更。
フォントの変更の仕方は使ってるスキンの設定にもよるが、
C:\Users\〇〇〇\Documents\Sports Interactive\Football Manager 2024\skins\使っているスキンの名前\fontsにあるファイルを確認し、
使いたいフォントを元々配置してあるttfファイルと同じ名前に変更して上書きをするだけ。
スキンによっては複数のフォントが採用されていることがあるので、text.fontxmlファイルやtittle.fontxmlファイルをメモ帳で開いて主に使用するフォントが何に設定されているかを確認した方が確実だ。
Trungではsans.ttfというファイルが指定されているが、実際の中身は違うフォントである。
ただ、日本語のフォントサイズと英字のフォントサイズは若干違うため、単純にフォントを変更するだけでは表示がうまくいかないことがある。
人型のボタンにカーソルを合わせるかクリックするとポップアップする情報パネルだが、
上の項目の表示が収まってないことがわかる。
それ以外にもData Reportの欄も若干文字サイズが大きすぎることがわかる。
修正後がこちら。若干文字サイズを小さくしただけではあるが、ちゃんと表示されているのは安心する。
player performance stats 90.xmlとplayer performance stats total.xmlのフォントサイズの指定を少し小さいサイズに変更するだけなので、カンタンではあるが、
そもそもこのパネルを編集するのにどのパネルをいじるかを調べる方が大変だった。
調べ方のポイントとしては、どんな表記をされているか。
英語で表記されているものはそのスキンで独自に採用されている表記であることが多いため、今回は「per」というワードでスキンのフォルダ内を検索、
出てきたファイルたちを見て、合計とperの2通り表示できることからplayer performance statsシリーズがそのファイルだろうと特定する・・・といった流れになる。
冷静に考えればplayerのperformance statsなので、スキンの編集になれている人ならすぐわかるのだろうが、
私のような初心者には難しかった。
ポップアップパネルに関しては公式のフォーラムに助けてもらった。
英語の知識がないので、機械翻訳を使いながらの質問になるが、
そもそも調べるワード自体がわからない時はフォーラムで質問するのもアリだろう。
なお、過去ログは必ず確認した方がいい。他の人が躓いたポイントだったり、使われているパネルの名前など、今必要じゃなくても、同じ事象が起きた時に「あ、これフォーラムで見たな」と進研ゼミ体験ができるようになる。
なお、私がカスタムしているスキンはバージョン1.4を元にカスタムしているため、
Data Reportの表示は古いスタイルであり、
最新バージョンでは表示が一覧で見えるようになっているため、
こっちのスタイルに変更するかどうか迷っている。
といった感じで、他のパネルに与える影響は大きいが、
しっかり処理してあげれば得られる満足度は大きいものとなる。
その他にも、他のスキンで採用されているパネルを導入したり、
画像を差し替えたりで表示を変えることもできる。
以下にデフォルトの表示と私がカスタムしたものとを比較した画像を添付しよう。
変更点
受信箱にFM24 UID FINDERで使ったIDを表示する機能を追加、
もちろんジャーナリスト用のID表示も追加してある。
試合画面は私がかなりこだわってカスタムした部分でもある。
まずデフォルトの表示では、左下に表示されるタッチラインタブレットには
フォーメーションの表示をすることができなかったため、
match touchline tablet slot nep2.xmlの中身を
左上のmatch touchline tablet slot nep1.xmlの中身と同一の物にし、
選択できるものを揃えることで左側2つのパネルに両チームのフォーメーションを表示できるようにした。
右下のパネルに関しては、デフォルトでは片方のチームのヒートマップしか表示できなかったのを、
両チームのヒートマップが比較できる「平均ポジション」というウィジェットを表示できるようにしてある。ウィジェットのコード自体はyukari_sanから拾ってきて、縦向きになるように調整を行った。
その他にも画像のように、
なお、両チームのパスマップを同時に表示する機能も追加してあるが、
ハイライトの間に中央のパネルに表示される各チームのパスマップで確認することが多く、
あまり使用していない。
その他にも、Material Skinで使われているmatch players bar widget.xmlを移植しフォントの調整、
Strong Soldierにおまけとして搭載されていた数値で表示されるフィットネスを表示、
背景色の変更を行っている。
試合中に表示されるmatch score area panel.xmlを編集し、
時計とスコアの表示をデジタル数字で表記できるフォントに差し替え、
差し替えに伴い、アディショナルタイムの表示や、カップ戦で2戦分のスコアが表示される時用にフォントサイズの調整、時間表示のエリアの拡張を行っている。
プレイ中に目にすることが多い部分をカスタムできると満足度が高い気がする。
少し毛色の違ったカスタム方法として、
指定されている画像をそもそも差し替えるという方法もある。
スキンによってはTwitterからXへの名称変更に対応していたりするのだが、
TrungスキンではTwitterをベースにしていたので、画像に手を加えてBlueskyっぽくなるようにしてみた。
左側のメールアドレスが表記されていた場所が中途半端な感じもするが、
この画面を私があまり見ないので、このままでもいいかなって感じになっている。
ということで今回は私がスキンをカスタムして遊んでいることについて書いてみた。
詳しい編集方法などは書いていないため、ここを見てもスキンの編集ができるようにはならないと思う。
だが、編集すればこんなことができますよといった例もあまりないように感じたので、
紹介してみた。
一応、万が一の場合に備えてバックアップとしてこちらにアップロードしてあるが、
バックアップなので気にしないでほしい。
デフォルトではCAが表示されているが、フォーラムにあった削除方法を試したバージョンも入れている。
なお、私用のバックアップであるためマイペースに編集していこうと思う。
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